top of page
BM-LOGO2020-横一段 白.png

料理が人類を進化させた|AI時代の余白と、食と繋がりの豊かさ|WELCOMEMANのセルフマネージメント

8月22日
読了時間: 3分

更新日:10 分前

AI時代の豊かさとは何か。この問いをずっと考えていて、たどり着いた答えが「食と繋がり」でした。その直感を言語化してくれたのが、チームラボ代表・猪子寿之氏の「料理が人類を進化させた」という説です。

動物は、24時間の大部分を「食べること」に使っている

草食動物である牛は、大量の草を採り続け、非効率な消化に膨大な時間を割きます。肉食動物のライオンも、困難な捕食とその後の消化で一日の大部分を使い切る。どちらも「生命維持」だけで時間が尽きてしまう。

ところが人類だけが、そこを突破した。火の使用、発酵、調理法――つまり「料理」の発明によって、食物の獲得と消化のプロセスを劇的に効率化したのです。

腸が縮み、脳が育ち、そして「余白」が生まれた

  • 腸の縮小 — 消化器官の負担が減り、腸が小型化した

  • 脳の肥大化 — 消化に回していたエネルギーが脳へ。「うま味」を追求する欲求もまた、脳を発達させた

  • 「余白」の創出 — 生命維持から解放された時間が、文化と社会性を育む土壌になった

つまり、人類の文化は「余白」から生まれた。ここが今回のいちばん大事なポイントです。

AIに模倣できない領域は、どこにあるか

AGI が思考を、フィジカルAI が肉体労働を代替していくなかで、人間とAIの決定的な差が浮き彫りになります。ひとつは、身体的・感覚的な体験。美味しいものを食べて楽しいと感じる、あのドーパミンやセロトニン、オキシトシンの動きは、AIには模倣できない。

もうひとつが、人間関係と繋がりです。バーベキューを思い浮かべてください。共通の目的を持って、協力して、コミュニケーションする。あの一体感こそが本質だと思っています。

AIが労働を代替すると、さらに余白が生まれる。これは脅威じゃなくて触媒です。

音楽・村づくり・AI学習は、すべて同じ逆算の上にある

音楽活動は、過去のトラウマを解消し自分を肯定するための手段でした。いまはそのノウハウを、他者の幸福のために使うフェーズにいます。

古民家を拠点にした「村づくり」は、食卓を囲むという人間関係の根源を拡張する取り組みです。幸せホルモンが分泌される環境を、意図的に設計しにいっている。

そしてAIを学んでいるのは、余白を最大化して、自分の文化的な時間をいち早く確保したいから。文化的時間の確保は、早い者勝ちです。

音楽クリエイター・独立事業者へ

  • AIを脅威と捉えない。生まれる「余白」をどう使うかが全て

  • 豊かさの定義を自分で持つ。食と繋がりという根源に立ち返る

  • 余白の使い道を先に設計する

  • 人間にしかできない領域に投資する。身体的体験と、深い人間関係

この回は、アシスタントMC ウェル君&カムちゃんが解説する動画版を YouTube で、オリジナル音声版を stand.fm で公開しています。

コメント


bottom of page