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2027年グラミー、OEP終了後の流れ — 審査・第1ラウンド投票で何が起きるか

6 日前
読了時間: 3分

更新日:1 時間前

2027年グラミー賞は、オンライン・エントリーが8月21日に締まり、対象作品のリリース期間も8月28日に終了した。ここから重要になるのは、提出作品がどのように資格確認され、どのカテゴリーに配置され、10月の第1ラウンド投票へ進むのかという実務だ。日本から海外賞を目指す制作者に向けて、OEP後の工程と、次年度の準備へつながる見方をGAJが整理する。作品が届くまでの裏側を知ることは、海外展開の戦略にも直結する。

OEP後は“候補者発表待ち”ではなく審査期間

Recording Academyの公式ガイドでは、提出された作品はAwards staffによって個別に資格確認されると説明されている。さらにAwards Processでは、資格が確認された後、ジャンル別のスクリーニング委員会が作品の配置を確認するとされる。つまりOEPが終わった時点で終わりではなく、作品が適切な部門へ入るための実務がここから続く。エントリー済みの作品については、表記ゆれやクレジットの不足がないか、関係者間で記録をそろえておくことも大切になる。

スクリーニングは芸術評価ではなくカテゴリー確認

公式Voting Processは、スクリーニングの目的を“芸術的・技術的な判断”ではなく、資格とカテゴリー配置の確認だと説明している。日本の作品では、言語、制作国、ジャンルの呼び名、参加者クレジット、映像作品か音源かといった情報が海外側に伝わりにくい場合がある。提出時のメタデータとArtist Intentが、ここで効いてくる。特に越境コラボ、アジア圏のポップス、伝統音楽を含む作品では、どの文脈で聴かれるべきかを制度の言葉で説明する力が問われる。

10月の第1ラウンド投票でノミネートが決まる

2027年グラミーの第1ラウンド投票は10月12日から10月22日まで。Voting Membersは、各ジャンルフィールドとGeneral Fieldの範囲で投票し、ノミネートを決める。候補発表は11月16日予定で、最終投票は12月10日から2027年1月7日まで。2月7日の授賞式へ向け、9月から10月は見えない準備が進む期間になる。日本のチームにとっては、候補発表を待つだけでなく、海外向けプロフィールや代表映像を整え、関係者が作品に触れやすい導線を作る時期でもある。

日本の制作者が今できること

この段階で新たにエントリーを増やすことはできないが、次年度へ向けた改善は始められる。英語クレジットの整備、ISRC/UPCの管理、リリース日と配信地域の証跡、MVやライブ映像の公式導線、海外メディア向けプロフィールは早く作るほど強い。GAJでは、グラミーを“結果発表のニュース”ではなく、作品を正しい評価入口へ届ける実務として追いかけていく。

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