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楽曲制作を依頼する前に決めておく6つのこと

8月31日
読了時間: 3分

更新日:2 時間前

楽曲制作の依頼でもめる原因の多くは、クリエイティブの好みの問題ではなく、条件を決めないまま作業を始めたことにあります。ここでは、BRUSH MUSIC が実際の楽曲制作案件で最初にすり合わせている項目を、発注する側の視点で並べ直します。

楽曲ができるまでの工程

  1. ヒアリングとコンセプト決定。用途、尺、ジャンル、リファレンス楽曲を共有する

  2. デモ制作。方向性を確認するための簡易版。この段階での修正は安く、後工程での修正は高くつきます

  3. アレンジ・編曲。楽器編成と構成を固める。生楽器を何本入れるかで、この先の規模が決まります

  4. レコーディング。ボーカルや楽器の録音。スタジオ拘束時間と参加ミュージシャンの人数が直接コストになります

  5. ミックス・マスタリング。音のバランス調整と最終仕上げ。修正回数の上限を決めておくと揉めません

  6. 納品。納品形式(WAVのビット深度・サンプリングレート、ステムの有無、オフボーカル版)を最初に指定しておく

依頼前に決めておく6つ

  1. 用途と使用範囲。自分の作品として出すのか、CMやゲームに使うのか。商用利用の有無で、必要な権利処理が変わります

  2. 著作権をどうするか。作詞作曲に発生する権利。作家に残すのが一般的で、管理事業者(JASRAC / NexTone など)への委託の有無もここで確認します。なお著作者人格権は譲渡できません

  3. 原盤権をどうするか。完成した音源に発生する著作隣接権。制作費を負担した側に帰属するのが原則です。著作権と原盤権は別の権利で、一方を譲受してももう一方は動きません。契約書では必ず別々の条項として書き分けてください

  4. 修正回数と範囲。何回まで無償か、アレンジの作り直しは含むのかを決めておく

  5. クレジット表記。作曲・編曲・演奏・ミックスの名義をどう出すか。配信時のメタデータに直結します

  6. 納期。リリース日から逆算し、配信登録やジャケ制作の時間を見て余裕を取る

費用は何で変わるのか

楽曲制作の費用は、依頼内容で幅が大きく、相場として一律の金額を示すことはできません。代わりに、見積もりを左右する要因を挙げます。この項目を伝えれば、どの制作者でも見積もりを出せます。

  • ボーカルの有無と、歌詞をどちらが書くか

  • 生楽器の本数と、参加ミュージシャンの人数

  • スタジオを使うか、拘束日数は何日か

  • 原盤権を発注者に移すか、制作者側に残すか

  • 納期(短縮すると人員を厚くする必要が出ます)

  • 修正回数の上限

同じ「1曲」でも、原盤権を発注者に完全に移す場合と、制作者側に残して使用許諾だけを受ける場合では、金額の前提がまったく別になります。見積もりを比べるときは、この条件を揃えてから比べてください。

問い合わせ時に添えると良いもの

  • リファレンス楽曲3曲程度と、「ここが良い」の一言コメント

  • 使用場面と公開予定日

  • 予算の見当(幅で良いので伝えると提案が具体的になります)

  • 権利をどこまで持ちたいかの希望

BRUSH MUSIC の制作体制

BRUSH MUSIC は大阪・心斎橋の自社スタジオ「STUDIO 402」を拠点に、楽曲制作からレコーディング、ミックス・マスタリングまでを自社で対応しています。過去の楽曲実績は SOUND CREATIVE に集約していますので、音の方向性を確かめてからご相談ください。

※本記事は一般的な情報提供であり、個別の法的助言ではありません。BRUSH MUSIC は法律事務所ではないため、契約書の文言や権利の最終判断は弁護士等の専門家にご確認ください。

 
 
 

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