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【音楽ビジネス研究所】配信は登録して終わりじゃない|リリースに必要な4ステップ|配信実務シリーズ #1

6 日前
読了時間: 3分

更新日:3 日前

配信サイトに音源を上げて、公開ボタンを押す。それでリリースは終わった、と考えている人は少なくないと思います。でも実際のところ、登録しただけでは誰にも届きません。公開されているという状態と、聴かれているという状態は、まったく別のものです。

「音楽ビジネス研究所 配信実務シリーズ」の第1回を公開しました。僕が行った音楽配信実務の講義をもとに、アシスタントMCのウェル君とカムちゃんが解説してくれています。第1回は、シリーズ全体の地図にあたる「リリースに必要な4ステップ」の話です。

リリースに必要な4ステップ

僕が講義で整理しているのは、次の4つの順番です。①原盤の配信登録と著作権登録を終える ②マーケティングプランを作って登録する ③ピッチングをやる ④そこから次の展開が来る。この順番は飛ばせません。とくに②を欠いたまま③に進むことはできません。資料がないのに営業に行っても、相手に渡すものがないからです。

2ステップ目で結果が分かれる

配信登録のフォームで入れるのは、曲名・ジャンル・音源・ジャケットといった事実の情報です。一方でDSPの編集担当が見たいのは、どんなアーティストなのか、何を仕掛けているのか、どのリスナーに向けた曲なのか、という文脈の情報です。これは配信登録では集まらないので、別のところで一式揃える必要があります。プレイリストに入るかどうかは、ほぼここで決まると僕は考えています。

面倒な工程を引き受けるのがA&Rの仕事

この作業は地味で、正直なところ面倒です。アーティスト本人に全部やってくれと言っても、なかなか進みません。だからこそ、仕組みを理解している人が入って整える価値があります。A&Rを目指す人には、まず周りのアーティストのサポートを積極的にやることをすすめています。実務としてのスキルが、そこで一番早く身につくと思います。

この回で話していること

  • 配信ボタンを押した時点では、まだ誰にも届いていないという話

  • リリースに必要な4ステップの全体像

  • 配信登録では集まらない「文脈情報」をどこで揃えるのか

  • プレイリストの採否がマーケティング登録でほぼ決まる理由

  • この工程を引き受けることがA&Rの実務スキルになるという話

このシリーズは、僕が行った43分の音楽配信実務の講義を、テーマごとに8本に分けて解説していくものです。配信登録・権利・ピッチング・売上・マーケティング資料まで、順を追って扱っていきます。第2回以降も順次公開します。

なお、公開されている情報と講義時点の内容に基づく解説です。制度や各サービスの仕様は変わることがあるので、実際に手を動かすときは最新の情報をご確認ください。

音楽ビジネスのご相談はこちら:https://www.brushmusic.com/businesssupport

参考にこちらもどうぞ:音楽ビジネス研究所「音楽業界の地図|レーベル・A&R・DSP・グローバル展開を実務目線で読み解く」

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